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【NLP用語集】リフレーミング
人の認知のフレームを変化させることです。
このことは、その人の人生の在り方や、
コミュニケーションに効果的な影響をもたらします。
なぜなら、人は「出来事そのもの」ではなく、
その出来事への「意味づけ」によって
感情や身体の生理反応を引き起こしているからです。
例えば、上司に叱らたことで、
「自分はダメだ」と思えば、感情も落ち込みますが、
「期待されているから叱ってもらえる」
というフレームチェンジを起こすことで、
前向きな感情になることもあり得ます。
リフレーミングは単にポジティブ思考とは大きく異なります。
なぜならフレームにより意味づけ自体が変わるからです。
(「上司にしかられてもまぁなんとかなるさ!」の場合、
叱られたことの意味は変わっていない)。
物事の見方が変わり、新たな気づきが起きた時、
各種セラピーの分野では「リフレーミング状態」が起きたと言います。
リフレーミングはNLPではスキルの名称と状態の両方を表しますが、
必ずしも他分野では、スキルとしてのリフレーミングという言葉は
使わないので注意が必要です。
■内容リフレーミング(Content Reframing)
言明された内容の別の側面に注目することによって、
異なる意味づけをすることです。
そのための有効な質問(自問も含む)は
「これは他にどんな意味があるだろうか?」です。
■状況リフレーミング
リフレーミングの手法の一つで、
フレーム(枠組み)そのものではなく、
その周りの状況・環境を変化させるものです。
例えば、「私はすぐ感情的になる」→「演説や公演に適任」と捉えます。
(関連語句:フレーム)