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【NLP用語集】エンベッディド・メタファー
複数の話を完成させず、未完のまま次々と話すことにより、
意図的に意識に空白を作り、続きが空白になることにより、
続きを求め補完したがる意識を刺激し、
結果として理解を含める構造のことです。
たとえば、映画などで、最初にクライマックスに近い、
主人公が絶対絶命のシーンを流し、
そのあと、時間をさかのぼり、日常シーンからスタートする。
そして、後半で再度クライマックスシーンにたどり着き、
観衆の頭の中の空白が埋まる。
こうした手法もエンベッディド・メタファーの一つです。
観衆は無意識に「つづきが気になる」という状態を
もつので、興味・集中が持続しやすく、
空白が埋まった時の理解や納得度合いが高くなります。
実際に会話で行う際は、いくつかのストーリーを
完了させずに次々と語り、後半でそれらのストーリーを
つなげて完結させていきます。
(同義語;ネステッド・ループ)