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【NLP用語集】サークル・オブ・エクセレンス
人が望ましいパフォーマンスを発揮する状態をアンカリングし、
必要なときにそれを再現する手法です。
色彩と空間をアンカーに用いて内的状態を変えることにより、
いつでも自分自身をエクセレントな状態にすることができます。
<サークル・オブ・エクセレンスのやり方>
1.望ましい状態を特定する
・エクセレント(極めて良い)な状態にいた時の自分を思い出す
・自分がベストなリソースを持っていたときの状態を思い出す
例「とてもリラックスしていた時」「成功を勝ち取っていた時」「楽しさに満たされていた時」etc
「過去の“上手くいっている状態”を思い出して下さい」
2.目の前の地面に輪(サークル)をイメージする
・「1.」の状態でいる自分から見て、その輪に色をつけるなら何色かイメージしてみる
(大きさ・質感などをイメージする)
「目の前にサークルをイメージして下さい」 「そしてサークルに好きな色をつけて下さい」
3.「1.」の「エクセレントな状態」にいた時の自分をさらにはっきりと思い出す
その状態に入り始めたら、一歩踏み出して輪の中に入る
・輪の中で自分の中で起こってくる感覚をよく味わい、最高の状態を生き生きと再体験する
「エクセレントサークルの中に入りましょう」 「そこでの感じを十分味わって下さい」
4.ブレークステート 「いったんサークルから出ましょう」
・「3.」の状態を十分体験したら、輪の外に出て別のことをしたり考えたりする
※必要に応じて数回、1.~4.を繰り返してアンカーを強める
「エクセレントサークルをもう一度イメージして、その中に入ります」
※ブレークステートは、深呼吸や体を動かして、状態をリセットすることです。
5.必要な場面・状況でイメージする
・将来この「エクセレントな状態」を使いたいと思う
場面・状況を考え、まさにその最初の場面をイメージする。
何を見るか、何を聞くか、何を感じるかを意識する
・そして、その場面がはっきりとイメージされるないなや、
再び一歩踏み出して輪の中に入り「エクセレントな状態」を
体験しているのをイメージする
・どんな場面なのか、誰が一緒にいるのか、
何をしているのか、どんな音や声が聞こえているのかイメージを膨らませる
6.一歩後退して輪の中から外に出る
「その状態を十分に味わったらサークルから出ましょう」
~ブレイクステート~
7.未来ペーシング
・将来の場面・状況のことを考えた時に
自然に「エクセレントな状態」が再現されるのを体験する
(関連語句:アンカリング)