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【NLP用語集】スウィッシュパターン
自分の手に負えない状況や、
解消したいと思っているような衝動等を辞めたいときに
使用すると効果的な手法です。
解消したいイメージのサブモダリティを
変化(位置・大きさ・明るさ等様々)させて、
さらにリソースフルな状態に置き換えます。
サブモダリティを変える際、
「スウィッシュ」(日本語ではシュ!という掛け声)
に合わせて行うことから、
スウィッシュパターンという名前となりました。
(このスウィッシュという掛け声には、
視覚的なサブモダリティを変化させることを
「聴覚」刺激も用いて行う意味があります。)
<スウィッシュパターン(1)のやり方>
1.自分が解消したいと思っているような「衝動」や
変えたい自分の「部分」を選び、正面へ
大きめの球を思い浮かべ、その球の中へその「衝動」を入れる。
2.その球にキレイな色をつけて美しい球にする。
3.次に、左手へ、望ましい状態あるいは
自分のパワフルになれる良い面などをイメージし、
そのパワーを小さな黒い球(パワフルボール)をイメージし入れ込む。
例)今までに感謝されたり、ありがとうと言われたこと
今までに「やった~」と思った瞬間
今までに、感動したこと、胸が熱くなったこと
4.パワフルボールを手で握り、正面の美しい大きい球へめがけて、
「1、2、3、スイッシュ!!」と大きな声を出しながら投げつける。
これを4、5回繰り返す。
5.もし美しい球が変化していなければ、
どうしたらより効果が現れるパワフルボールに
なれるか、工夫してみて、アイデアを求めフィードバックしていく。
6.再度、トライする。
7.未来ペーシングを行う。
<スウィッシュパターン(2)のやり方>
1.変化させたい特定の行動や反応、
あるいはもっとリソースフルな状態になりたい状況を一つ選ぶ
※「食べ過ぎ」「ある特定の人との関わり」など繰り返される反応
2.その行動や反応、状況が始まる目印になる
視覚的なイメージを明らかにする
ファーストシーンをアソシエイトの状態で見る
※「誰かの顔」「ある情景の中の何か」など
3.ブレイクステイト
4.その問題を解決した、望ましい状態/極めて良い状態の
自分の姿をデソシエイトの状態で見る。
その自分のイメージから感じられる
「リソースフルな感じ」を「十分に」感じる
5.ブレイクステイト
6.目の前に、変化させたい行動の
ファーストシーン(目印となる視覚的なイメージ)を大きく明るく描く。
同時にこのイメージの片隅の遠くの場所に望ましい状態の自分の
イメージを小さな画像にして置いておく
7.「シュ!」とか「ドヒュン!」などの音を実際に声に出しながら、
大きく明るいイメージを「一気に」小さく遠くに追いやる
それと同時に、望ましい自分のイメージを目の前に大きく明るく描く
8.1回ごとに実際に何か他の視覚物を見てから、6・7の作業を5回繰り返す
可能であれば、繰り返すたびに変化の速度をより早く行ってみる
9.ブレイクステイト&未来ペーシング
変化させたい行動のファーストシーン(目印となる視覚的なイメージ)
を思い浮かべて、どのような変化があるかを確認する
※必要に応じて、スウィッシュの作業を何回か繰り返す
※相手のペースを大切にすることに注意する