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【NLP用語集】フレーム
人は出来事をある「フレーム」
つまり枠組みに焦点を当ててみています。
同じ出来事や同じコミュニケーションであったとしても、
人によって受け止め方や解釈の枠組みは違います。
例えば、「雨が降っている」という出来事を、
窓から暗い雲と雨の降る様子を見たり、
雨音を効いたりして、そのことに気付いた時、
「憂鬱な気分」になるというケースがあります。
このことは、無意識に「外に出れない」とか
「じとじとする」とか
或いは「雨の日の通勤の不自由感」という
枠組み(意味づけ)で「憂鬱」という感情の状態を起こしています。
一方で枠組み(意味づけ)によっては、
その引き起こされる感情も変わります。
農家の人であれば「恵みの雨」だし、
乾燥肌の人にとっては「潤いの雨」となるでしょう。
つまり、起こっている現象や物事自体に、
決められた意味がついているわけではなく、
私たちが意味を付けているのです。
その意味づけをしているものの見方を、
「フレーム」と呼びます。
このことは、
人の在り方やコミュニケーションにおいても
有効なメカニズムであり、
意図的にフレームを変えること(及びそのスキル)、
或いはフレームが変わった状態を「リフレーミング」と呼びます。
(関連語句:リフレーミング)