「講師」と一口に言っても、対象者やニーズによって、伝える内容も、講師として提供する技術も異なります。例えば、講演家としてのコンテンツと、企業研修のコンテンツでは、テーマが同じでもアプローチの仕方が異なります。また、法人向けの教育プログラムと、オープンセミナーなどの個人が自主的に集うセミナーのプログラムでは、提供価値が変わるためインストラクションの方法を変える必要があります。

また、タレント講師として活躍したい場合には、セルフブランディングが欠かせません。講師として長期に渡り活躍するためには、自分の「核」になるコンテンツを持ち、独自性をしっかり構築する必要もあります。他にも、顧客とセミナーの目的によって、事前PRの仕方や研修提案の仕方も異なるなど、プロ講師として活躍するには様々なノウハウが必要です。

「実際に講師としてデビューすると、どれくらい稼ぐことができるのか？」
その答えは、あなたが誰を対象にどんなテーマで価値提供する講師になるか、また、講師としての実力をどれだけ高めることができるか、にかかってきます。ただし講師という仕事は、商品を仕入れたり在庫を抱えたりする必要がなく、固定費も低く抑えることができることから、リスクの少ない安定したキャリアといえます。
また、私たちのこれまでの経験では、デビュー後3年以内に1,000万円以上の収入を得られるようになる講師は少なくありません。さらに、講師としての実力が身につき受講者やクライアントの満足を得られれば、継続して仕事を受注することができます。
一般の会社員には定年がありますが、講師の仕事には定年がありません。仕事を続ける意思があれば、70歳でも80歳でも、自分なりのペースで続けることが可能です。したがって、講師というキャリアを手に入れることは、一生を通じた「稼ぐ力」を身につけることにほかなりません。

当協会の講師陣はこれまで、業種・業界を超えて企業や個人の人材教育トレーニングに携わってきました。また、個人の才能を見出し、素人から人材を育て、プロとして活躍できるようプロデュースしてきた様々な実績があります。講師塾では、この経験を生かし「講師」を自分のキャリアとしたい方に専門技術をアドバイスしています。

自分が目指す「講師像」が現時点でイメージできなくても大丈夫です。自分の良さは、自分では分からない場合も多くあります。そのような場合には、講師トレーニングだけでなく、コーチング、ティーチング、プロデュースなどあらゆる方法で対応します。それができるのは、これまでプロを育て輩出してきたノウハウがあるからです。あなたの才能や生かし方を見定め、将来の活躍に向けてサポートします。

これまであなたが積み重ねてきた経験や専門的な知識を、講師としての「価値」に変え、多くの人の役に立つ形で社会に届けていきましょう。