5分でできる!分かりやすい話し方!(1)

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日本NLP能力開発協会事務局の松崎です。
今回は
【5分でできる!分かりやすい話し方:伝わる情報整理術!】
をお伝えします。

 

前回お伝えした
「人前での緊張状態解消術」に次いで
プレゼン研修のお客様からお声を頂くのが、
「話しが分かりにくいと言われる」
というお悩みです。
確かに、難かいな内容を小学生でもわかるように
伝えられる人もいれば
何度聞いても聞き手が 「???」となる人もいますよね。
何が違うのでしょう?
一つの原因は情報整理です。
分かりやすい話し方・説明は、
上手く情報が整理されています。
更にいえば、
『聞き手の「聴覚」にフィットした情報整理』
が出来ています。
平たく言うと
『「話し言葉」になっている』
ということです。

□■□■□■□■□■□■□■□■
聴覚にペーシングする「話し言葉」
■□■□■□■□■□■□■□■□
「話し言葉? そんなの普通にやってるよ!」
と思う方もあるかもしれません。
・・・それが、意外と出来てないものなのです。

話し言葉というと、
単にラフな言葉づかい と思ってしまいませんか?
それだけではないのです。

 

話し言葉を使うことはNLPでは
「聞き手の聴覚にペーシングする(合せる)」
言葉づかいということなのです。
例えば、
話し言葉は「文を短く区切る」ことが大原則です。
なぜなら、
「人は耳で聞いた内容を長時間覚えていられない」
からです。
一説によると、
人が耳で聞いた文章を正確に記憶できるのは
「10~12秒程度」と言われています。
つまり、長文は耳で聞くと頭の方から
忘れていってしまうんです。
だから、
センテンス毎に短く区切ると聞きやすいんです。
これが実は多くの方が出来ません。
実際のプレゼンシーンの様に
「ちゃんと話さなきゃ!!!」
と思えば思うほど「書き言葉」で
長文をしゃべってしまうんです。
なぜなら私たちは、学校で「読み・書き」を
中心に学んできたからです。
普通学校で「話し言葉」って習わないですよね?
一例として、
<文1>
「この本は、ストーリ性に優れていて、
美しい言葉の表現が使われていて、
人物の情緒の描写がリアルで、
大変面白い作品です。」

 

<文2>
「この本はストーリー性に優れています。
美しい言葉の表現が使われています。
人物の情緒に描写がリアルです。
この本は大変面白い作品です。」
どちらも内容は同じです。
どちらが「聴いて」分かりやすいと 思いますか?
なんと、<文2>の方が分かりやすいんです!
<文1>は書き言葉、<文2>は話し言葉です。
書き言葉は見た目は「きれい」で、
話し言葉は見た目が「くどい」のです。
でも、不思議なことに、聴いてみると
<文2>が記憶に残りやすいんですよ♪
※是非、誰かに読んでもらって、目を閉じて聴いてみて下さい。
NHKのアナウンサーの方の話を 聞いてみて下さい。
ちゃんと文章を短く区切って話しています。

 

実は、このことは 少し日常で意識すれば身に付きます。
まずは「短い文に区切って話す」 やってみて下さい!

ずいぶんと話が分かりやすくなります。
これだけで効果絶大ですよ♪
次回は更に効果的な情報整理方法 についてお伝えします。
お楽しみに!

 

最後までお読みいただき、ありがとうございました!!!

5分でできる!分かりやすい話し方:情報整理術!(2)

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